Study planning support当事業所が行う
「学習計画支援」とは
障がい児通所支援サービスについて
- 児童発達支援
主に未就学の障害のあるお子様(またはその可能性のあるお子様)が対象。日常生活の自立や集団生活への適応訓練など、早期からの発達支援を行います。
- 放課後等デイサービス
就学後(小学生~高校生)の障害のあるお子さんが対象。放課後や夏休みなどの長期休暇中に、生活能力の向上や社会との交流促進、自立支援などを目的とした療育を提供します。
どちらも、お子様一人ひとりの特性や発達段階に合わせた個別支援計画に基づいて、専門的なサポートを行う「療育」の場です。その療育メニューの一つとして「学習支援」を行います。
塾や家庭教師との「違い」
「勉強をサポートするなら、学習塾や家庭教師でいいのでは?」と思われるかもしれません。しかし、当事業所の学習支援は、目的もアプローチも全く異なります。
学習塾・家庭教師
- 成績の向上、中学、高校受験合格
- カリキュラムに沿った指導
- 正解すること、点数を上げること
- 教科学習
放課後デイサービスの学習支援
- 学習への意欲・自己肯定感の向上、学ぶ楽しさの実感
- お子さんの特性やペースに合わせた個別最適化された支援
- 成功体験を積むこと・学習習慣を身につけること
- 療育、自立支援
わかりやすく言うと、塾が「結果」を重視するのに対し、当事業所は「準備」や「過程」、「目的」を育むことを大切にしています。
テストの点数を上げることを最優先するのではなく、学習に対する苦手意識を取り除き、「出来たことの喜び」を感じてもらうことで、目の前の結果だけを目的とするのではなく、人生において避けては通れない、「学ぶ力」の土台を築くことを目指しています。
具体的にどんな学習支援をしてくれるの?
当事業所の方針によって特色がありますが、例えば以下のような支援が組み合わせて行われます。
- 学校の宿題サポート
最も基本的な支援の一つですが、宿題を通して学びの意欲や考え方の練習などをします。
- 〇「わからない」の正体を探る
- なぜ問題が解けないのか、どこでつまずいているのかを当事業所の職員が見極めます。
- 〇見通しを立てる
- 「まず漢字を10分やって、5分休憩したら計算ドリルをしよう」というように、やるべきことの順番や量を一緒に確認し、見通しを持たせることで、取り組む意欲を引き出します。
- 〇自分で解くためのヒント
- すぐに答えを教えるのではなく、「この問題、教科書のどこに似たようなのがあったかな?」と一緒に探したり、図や絵を使って考え方を整理したりと、自分で答えにたどり着くための足場を作ります。
- 基礎学力の定着支援(読み・書き・計算など)
学校の授業でつまずきやすい、学習の土台となる部分を重点的にサポートします。
- 〇読み書き
- ・語彙を増やすための絵カードやカルタを用いた学習
文字の形を捉えやすくするための「なぞり書き」プリントを用いた学習
・文章を読むのが苦手な子には、スタッフが読み聞かせをしたり、一行ずつ指で追いながら一緒に読むなどの個別学習
- 〇計算
- 数の概念を理解するための「おはじき」や「ブロック」を用いた学習
・計算が楽しくなるようなゲーム性のあるアプリや教材を用いた学習
・一人ひとりのペースに合わせたスモールステップの課題を用いた学習
- ソーシャルスキル(SST)と連携した学習
当事業所では、学習の場面を通して社会性を育むことも重視しています。
- 質問する練習
- わからない時に「教えてください」と適切に助けを求める練習
- 協力して学ぶ
- グループで課題に取り組む中で、自分の意見を伝えたり、友達の意見を聞いたりする経験を積みます。
- ルールの理解
- 「今は静かにする時間」「終わったら片付ける」といった学習場面でのルールを守る練習をします。
- 非認知能力の育成
テストの点数では測れない、将来「生きる力」となる大切な能力も育みます。
- 集中力・持続力
- タイマーを使って「5分だけ集中してみよう」と短い時間から始め、少しずつ時間を延ばしていきます。
- 計画性
- 宿題や課題を「どの順番で」「どれくらいの時間で」やるか、自分で計画を立てる練習をします。
- 自己肯定感
- 「できた!」「わかった!」という小さな成功体験をたくさん積めるように課題を設定し、スタッフがたくさん褒めることで、「自分はできるんだ」という自信を育みます。
- 発達特性に配慮した個別のアプローチ
お子さんの特性に合わせた環境調整や支援は、放課後デイサービスならではの強みです。
- ADHD(注意欠如・多動症)の特性がある子に対して
- 周りの刺激が少ない静かな席を用意する。
一つの課題を細かく区切り、飽きさせない工夫をする。
- ASD(自閉スペクトラム症)の特性がある子に対して
- 「何時から何時まで、これをやる」といったスケジュールを絵や図で視覚的に示す(構造化)。曖昧な表現を避け、具体的で分かりやすい言葉で指示を出す。
- LD(学習障害)の特性がある子に
- 文字を読むのが苦手なら、音声読み上げソフトを使う。
板書を書き写すのが苦手なら、タブレットで撮影することを許可する。
当事業所では、上記の支援を中心に利用者一人一人に合わせた丁寧な療育を行い、
少しでも前に進めるようベクトルを示していきます。